2021年の敬老の日は9月20日。
おじいちゃん、おばあちゃんへ!今年は何をプレゼントしますか?
敬老の日とは
国民の祝日に関する法律によると、「敬老の日とは長い間社会のために尽くしてきた老人を敬い、長寿を祝う日」とされています。
しかし、「敬老の日」という名前に落ち着くまでには随分長い期間を要したようです。
敬老の日は、最初 “としよりの日” と定められました。
“としよりの日” という名前ではどうもイメージがよくない!と、各方面から議論がおこりました。
そして1963年、老人福祉法の制定に伴い「老人の日」に改正されました。でも、この名前も語呂が悪いなどの理由から、1964年に【敬老の日】と改められたそうです。
1966年には国民の祝日に制定されましたが、それも「子供の日」や、「成人の日」という国民の祝日があるのに、なぜ「敬老の日」がないのか、それはおかしい!と言うことで、晴れて国民の祝日になったそうです。
以前は9月15日が敬老の日でしたが、2003年以降はハッピーマンデー制度の実施により9月の第3月曜日が【敬老の日】となりました。
「敬老の日」は、母の日のような記念日と違い、日本独自の祝日のようです。
敬老の日は何歳から?
ところで、何歳から「敬老の日」だと思いますか?
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日が敬老の日です。
特に何歳からという決まりはありません。
年齢に決まりがないのなら、じゃ、敬老の日は何歳から・・・?
ちょっと悩みますよね。
実際に何歳からという基準はないそうです。
昔からの伝統や社会の定義などから、60歳からとすることが多かったようです。
日本では昔から60歳以上を老人とみなすことが多く、60歳の還暦に始まり、それ以降70歳の古稀、77歳の喜寿、80歳の傘寿、88歳の米寿・・・等々、長寿を祝う慣わしがあります。
また、これまで会社の定年と年金の受給開始が60歳ということから一般的に60歳からが老人ととらえられていたようです。
国連の世界保健機構(WHO)では、高齢者の定義を65歳以上と定めています。
また、老人福祉法では該当する老人を65歳以上と定めています。
会社の定年や年金の受給開始が65歳に引き上げられてつつあることから、65歳を老人と定義するケースが増えてきています。
最近では60歳でも若々しい方が増えているので、65歳以上あるいはそれ以上を老人とするのが一般的となりつつあるようですね。
敬老の日に今年は何を贈りますか?
敬老の日の贈りものに特に決まりはありませんが、お花やお食事などに人気があるようです。
「敬老の日にほしいもの」について、おじいちゃん・おばあちゃんにアンケート調査をしたその結果が出ています。
☆敬老の日に欲しいもの ‐ベスト3‐
1位 花関連ギフト
2位 旅行
3位 外食
※楽天市場・楽天リサーチによる「敬老の日!意識調査 (2017年7月調査)」より
日本生命による インターネットアンケートでも、
1位 食事
2位 生花・フラワーギフト
3位 現金・金券・カタログギフト
という結果が出ています。
※日本生命保険相互会社によるニッセイ インターネットアンケート「敬老の日・老後の生活」に関する調査より
どちらの結果からも、お花関連ギフトやお食事が喜ばれることがわかりますね♪
予算についても、次のような結果が出ています。
☆プレゼント予算 ‐ベスト3‐
贈る側 | 受け取る側 | |
1位 | 3,000円~5,000円未満 | 5,000円から10,000円未満 |
2位 | 5,000円~10,000円未満 | 3,000円未満 |
3位 | 3,000円未満 | 3,000円~5,000円未満 |
※日本生命保険相互会社によるニッセイ インターネットアンケート「敬老の日・老後の生活」に関する調査より
贈る側、受け取る側、それぞれ微妙に異なりますが、全体的には、3,000円前後から10,000円未満位を、プレゼントの予算と考えているようです。
いかがですか?
今年の敬老の日、予算を含めてプレゼントは決まりそうですか?
少しは参考になりましたでしょうか。
でも結局、贈る側も、受け取る側も、お互いの気持ちの問題かもしれませんね。